れいわ新選組の山本太郎代表(47)は22日、東京・新宿駅南口で参院選の第一声を発した。

自身も東京選挙区に立候補しており、独自の経済政策を訴えた。「メード・イン・ジャパンを政府が買いまくる。それによって国内の産業は力をつけていく。国内優先の政策です」と声を張り上げ「積極的に政府がお金を出し、国内の産業を応援する。安定した雇用と経済状況が生まれるという循環が政府がつくっていく。個人や民間にやれることは限られている」と主張した。

さらに参院選公示から言い続けている「消費税廃止」を実現することで「国民の使えるお金が増えて、消費が増していく。だから、みなさんの力を貸してください」と叫んだ。そして「あなたの票がほしい。今日公示日です。選挙になったから、この言葉が言える。すっきりするわ。選挙前は言えないんですよ。今日から『票がほしい』とようやく言えるようになりました。もう誰がやっても同じだろ、って思うなら、その票をください」と笑顔で聴衆に語りかけた。

最後に「高齢者になっても死ぬ寸前まで働かなきゃいけない社会、教育を受けるのに借金を背負わされて利息まで支払わなきゃいけない若者を金融商品化する国を、もうやめにしたいんですよ」と締めくくって「希望する方、ぜひ山本太郎と2ショット写真を撮って、今日という日の思い出に、山本太郎や、れいわについてディスるんでもいいのでSNSで気軽に何でも書いてください」と話すと、長い列ができた。