女性同僚隊員の水着や水泳キャップなどを盗んだなどとして、海上自衛隊第21航空群司令部(千葉県館山市)は30日、第21整備補給隊の20代男性海士長を懲戒免職にした。海士長は「コレクションにしたかった」と話しているという。処分を受け入れ「上司、同僚にご迷惑をお掛けして、誠に申し訳なく思っております」と話しているという。

司令部によると、前の所属部隊で17年8月~20年8月、女子更衣室に侵入し、同僚隊員の制服に体液を複数回かけ、同じ隊員の水着、ゴーグル、水泳キャップ等(1セット約1万円)を2度にわたって盗んだという。第21整備補給隊に異動後も職場の女子更衣室に侵入し、別の女性隊員のポーチを盗んだ。警務隊の調査に対し「(中身を確認して)自分も使ってみたいという欲求が湧いた」と話したという。部隊のマスク5箱(約1900円)も盗んだとしている。