「2ちゃんねる」創始者で実業家のひろゆき氏(45)が7日までにツイッターを更新。かねて議論されてきた選挙での「白票」投票の是非をめぐり、あらためて持論を展開した。

数年前から、選挙で支持する政党や候補者がない人に向けて、「白票」を投じることで意思表示をしようと呼びかける動きがネット上でも起きている。しかし、ひろゆき氏はこの「白票」投票については早い段階から疑問を呈し、反対してきた。

参院選(10日投開票)を前に、再び「白票」に関連するツイートが増えているが、ひろゆき氏は「計算できる人はわかるのですが、選挙での『白票』や『無効票』は、多数派に投票したのと同じ結果になります」と説明。「『白票でも良いから投票しよう!』とか言う人は、与党や優勢な候補に勝たせたいだけな場合がありますよね。。」と私見を述べた。

一部ツイッターユーザーからは「若い世代の投票率を上げ、若い世代向けの政策を増やすためには、投票しないよりは白票を投じた方が効果があるのでは」といった意見も寄せられたが、ひろゆき氏は「白票を若者が投じると、若者向けの政策が増えるというのは間違いです。白票や無効票を誰が投じたのかわかりません。若者の投票が増えても与党が勝ったという結果になるだけです」と指摘。

「与党は『今まで通りの政策で若者投票率が増えても勝った!このまま行こう!』と、なります」と推測した。