★中道改革連合と立憲民主党、公明党は2月の総選挙後から合流すると言い続けているが、本気度も実現性も低いのではないか。そもそも公明は来年春の統一地方選への対応を巡り、地方議員を中道に合流させず、独自候補を擁立する方針を早々に固めて走り出しており、本音は20年以上地方議会は自公で議会与党を構成していて、そのほかの選択肢を持たないというのが現状。公明の本音がどこにあるかもわからず、立憲も慎重だ。

★加えて「新・新党」構想なる出直し新党でリセットしようという計画が連合を中心にあるというが、実態はそんな甘いものではない。中道が生まれた時の当時の幹事長・安住淳の“現実路線”構想。辺野古基地賛成や原発容認にかじを切ろうという計画だ。「そもそもこれに無理がある」とは旧立憲左派。続けて「それでは国民民主との違いや自民党との違いも判らなくなる。結局中道騒動は左派切り、排除の論理の令和版で当然ながら失敗した」という。一方、中道の旧立憲右派に言わせれば「民主党時代から、いつも選挙直前のような判断できない時に重大な選択を突きつけて両陣営が敗退するという政治音痴ぶりを示してきた」という。

★中道落選議員が言う。「まずは旧立憲右派と国民民主の合流を進めるべきだ。そして元来の立憲に左派を合流させるか新党にすべき。中道幹部も連合各産別もすぐ一緒にしたがるが、当面政権を狙う状況にはない。右派・左派それぞれが力をつけ、将来の合流を念頭に戦ったらどうか。そうしないといつまでたっても野党に力がつかない」と2本立て新党での立て直しだという。別の同党落選議員は「参院ならいざ知らず、連合に引きずられ過ぎだ。連合調査でも2月の衆院選の小選挙区の投票先のトップは自民党だ。支持母体が聞いてあきれる。色々要求が多い連合の組合員は比例にしか票を投じず、連合会長・芳野友子自らの自民党に急接近した結果ではないか。組合員が組織内候補以外支援せず、自民党支持ならば、この際関係見直しも必要」と憤慨する。いずれにせよ、政治家がこねくり回しても、国民がついてこない政党では話にならない。(K)※敬称略