安倍晋三元首相の銃撃事件の約30分後に襲撃予告電話があったという長野選挙区(改選1)の自民党公認候補のタレント松山三四六氏(52)が9日、飯田商工会館駐車場で街頭演説を再開した。

松山氏は「最も尊敬する政治家の先生のおひとりでございます」とし「私は昨日、自らの心持ちをどう収めればいいのか分かりませんでした」と声を震わせた。松山氏の陣営は8日、「次はお前だ。ライフルを持っている」とする電話が安倍元首相への銃撃事件の約30分後にあったとして、長野県警に相談しており、9日は防弾チョッキ、防弾カバンを装備した10人ほどのSPと県警の警察官に護衛されながらの訴えとなった。長野選挙区には立憲民主党杉尾秀哉氏(64)ら計6人が出馬している。