立民現職の杉尾秀哉氏(64)が民主王国・長野の牙城を守った。地元民放は開票直後に相次いで当確を出したほど。「野党共闘」の長野方式として6年前に初当選。以来、参院選は補選も含めて3連勝だ。モットーの「現場主義」で在任中は77市町村、約22万キロを走り回り、現場の声に耳を傾けてきた。その実績を訴え、各団体の支持を集めた。

今回は、自民の新人がローカルタレントということもあり、「気が抜けない大激戦。絶対に負けられない選挙」と位置付けてきた。2期目の抱負として、「生活者目線の政治で、巨大与党に1歩も引かない論戦を展開する」と語った。

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