アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで自民党公認で東京選挙区(改選数6)で初当選したタレントの新人、生稲晃子氏の選対本部は10日深夜、テレビ東京系選挙特番「池上彰の参院選ライブ」でキャスター池上彰氏(71)が番組出演を拒否したと話したことについて、否定した。

池上氏が同番組で全てのテレビ番組へのインタビュー出演を拒否したこと明かし、同局官邸キャップの篠原裕明氏が同陣営関係者への取材の結果、出演拒否の理由として「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない」と挙げられたことを明かしていた。

選対本部は「情勢から当確がいつ出るのか分からず、また2つの選挙事務所へのあいさつもあり、時間的制限もあった。1つの局に出演すれば、全局に出演となるので、0か100かを選ぶ時に、0の方を取りました」と説明。また、同陣営関係者が「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りない」と理由を挙げていたことについて「あり得ません」と否定した。

また、生稲氏の資質について問われると、同スタッフは「政治家の資質がないと言われるのであれば、これから政策を提言し、評価してもらうしかない」と話した。