アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで自民党公認で東京選挙区(改選数6)で初当選したタレントの新人、生稲晃子氏が11日、銃撃されて亡くなった安倍晋三元首相の自宅に弔問に訪れた。

生稲氏は午前10時ごろ、黒いマスクに真珠のネックレスの喪服姿で、東京都渋谷区の私邸を訪れた。萩生田光一経産相が同席し、約10分間滞在した。

午後には、ツイッターを更新し、「61万9792票をいただき、この度の参議院議員選挙で当選を果たしました。本当に皆様にありがとうございました。今朝、安倍晋三元総理のご自宅に萩生田光一都連会長と伺い、当選を報告致しました。安倍先生のご遺志を引き継ぎ、優しく、強い政治家として任期の6年間を全力で働いてまいります」とつづった。

生稲氏は10日、投開票の結果を受け、安倍氏に対し「当選することが恩返しだと思っていた。安倍先生がどこかで自分を見てくれていると信じています」と話していた。