立憲民主党の泉健太代表は参院選投開票から一夜明けた11日、現有23議席から6議席減の17議席に終わったが代表を続投する意思を改めて示した。「昨年秋の代表選でみなさまから、ご信託をいただいた。任期の間において、わが党をいかに上昇させていくかということが責任だと思っています」などと引責辞任を否定した。泉氏は昨年10月の衆院選で大敗を喫した枝野幸男前代表が辞任に伴い、同11月の代表選で後任に選出された。

立民は日本維新の会の12議席を上回ったが、比例代表では7議席で維新の8議席を下回った。党内からは執行部の責任を追及する声が高まっているが、泉氏は「今、何かを確定的にやる、やらないだとか、決めていない。今後、よく考えていきたい」と執行部の刷新について言及を避けた。