「松屋銀座」(東京・銀座)は31日から地下2階生鮮フロアの一角約33平方メートルに、自社運営の冷凍食品売り場「ギンザフローズングルメ」をオープンさせる。その内覧会が30日、行われた。
取り扱うのは和洋中の総菜、パン、ピザなど55ブランドの350種類で、価格は354円の各種パンから、1万1880円(いずれも税込み)のローストビーフまで取りそろえている。
1948年(昭23)の創業当初からロールキャベツが人気メニューだった「銀座 日東コーナー 1948」など名店4店が結集した「銀ぶらグルメ」は、自慢の味を再現した。また、親子丼発祥の地で名高い東京・人形町「玉ひで」の親子丼の素など、百貨店初登場の品も多い。
同社では、コロナ禍で「外食は控えても、おいしいものを食べたい」という消費者のニーズから、テークアウトやデリバリーなど中食需要が伸長していることに注目した。多くの企業やレストランが冷凍食品市場に参入していることから、自宅でもお店の味を楽しめるよう、高品質にこだわった冷凍食品売り場の展開を決めた。
銀座の名店をはじめ、有名レストランやパティスリーと交渉し、この機会に合わせて冷凍食品の開発を依頼。ほかにはないハイスペックなラインアップを実現した。9月から来年2月まで5000万円の売り上げを目標としている。

