ミャクミャク様がきた~! 2025年の大阪・関西万博の運営主体である日本国際博覧会協会は7日、大阪市内で会見を開き、未来社会の生活を体感できる「未来社会ショーケース事業」への協賛企業を発表した。

会見に公式キャラクター「ミャクミャク」が登場し、会場を沸かせた。7月に愛称が発表されると、交流サイト(SNS)のツイッター上でトレンド入り。コスプレをしたり、オリジナルグッズを作製したりする人が続出するなど、人気が爆発。この日は岡田直樹・国際博覧会担当大臣と協賛企業の代表者らとの写真撮影をエスコートした。

“大役”を果たしたミャクミャクに司会者が「きょうは何点かな?」の質問すると、“身ぶり手ぶり”を交えて回答。「15点?」には身体を左右に振り、「100点?」に身体を細かく揺さぶった。

「大阪・関西万博バーチャル会場」「来場者向けパーソナルエージェント」にはNTT、「来場者移動EVバス」には関西電力、大阪メトロなどが協賛企業となる。

未来社会ショーケース事業は、万博会場を未来社会のショーケースに見立て、先進的な技術で未来社会の一端を実現することを目指す。「スマートモビリティ万博」「デジタル万博」「バーチャル万博」「アート万博」「グリーン万博」「フューチャーライフ万博」の6つの領域で、昨年8月から協賛企業や団体を募集してきた。今回の発表が第1弾となった。

NTTはオンライン空間に万博会場をバーチャルで再現。会場に行かなくても世界中からアクセスが可能となる。また来場者向けサービスでは、1人1人の属性に合わせ、混雑状況や天候を考慮したおすすめルートの提案を行う。

関電や大阪メトロなど4社は万博の来場者輸送に100台規模の電気バスを導入する。