「サンシャイン水族館」(東京・池袋)で30日から12月18日まで夜間特別営業(午後6時15分~9時)として、「終わりは始まり展~生き物たちの終焉(しゅうえん)~」を開催する。その内覧会が29日、行われた。

今回のコンセプトは、生物の「死」と「その先」。コロナ禍の今、世代を問わず「死」に対して意識を向ける機会が増えている。生物は天敵がいたり、過酷な環境のなかでも生き抜こうとし、次なる命に自らをさざけてまでもつなげようとしている。

尊い姿を通して、「生きること」を見つめ直すキッカケになればと開催が決まった。

サケの産卵、食物連鎖の底辺ともいうべきマイワシの群れ、絶滅危惧種などを、解説パネルを設置して展開する。