将棋の最年少5冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・王将・棋聖=20)が広瀬章人八段(35)の挑戦を受ける、第35期竜王戦7番勝負第5局が26日に福岡県福津市の宮地嶽(みやじだけ)神社で再開した。シリーズ対戦成績は藤井の3勝1敗。初防衛に王手をかける藤井が4連勝で一気に決めるか。かど番の広瀬が巻き返すか。

午前10時を回り、両者の控室にはおやつが用意された。藤井は「光の道マンゴーバウムクーヘン」「アイスコーヒー」を注文。「光の道マンゴーバウムクーヘン」は光の道の夕日をイメージした鮮やかなマンゴーイエローが印象的で、食べるとふんわりとマンゴーの香りが広がる。

広瀬は「光の道ハニーピーチパンナコッタ」「福津あまおうのいちごみるく」を注文した。「光の道-」は福津産のはちみつと桃を使って光の道をイメージ。もっちりしたパンナコッタはなめらかな口どけだ。

竜王戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。持ち時間各8時間。昼食休憩を挟み、夜までに決着する見込み。