通常国会が召集された1月23日、超党派の「和装振興議員連盟」の所属議員による着物の撮影会が、国会議事堂の玄関前で行われた。

新型コロナウイルスの感染拡大で2020年1月以降、中止されていたため、3年ぶりに開催された。着物の普及と、日本文化の素晴らしさを発信するための恒例行事で、普段は対決することも多い与野党の議員が、この時だけはともに並び、写真におさまった。

昨年の参院選で初当選した自民党の生稲晃子参院議員は、落ち着いたグレーの色合いの着物で参加。過去の発言に絡んで、昨年末に総務政務官を辞任した同党の杉田水脈衆院議員は、議連会長を務める野田聖子衆院議員とともに、写真におさまった。

例年、女優出身らしいあでやかな着物姿で臨んでいた自民党の三原じゅん子参院議員は、特別委員会委員長としての公務もあり、この日はロングドレス姿だった。