回転ずしチェーンの「銚子丸」は4日までに、回転レールを使った商品の提供を4月26日までに終了すると発表した。

回転レールを使用することにより発生するフードロス対策や、昨今の飲食業界に大きなダメージを与えている迷惑行為への対策としている。

全店で、タッチパネルを使用した注文方法「フルオーダーシステム」に変更するといい、価格に合わせた色皿を使用した商品の提供も順次廃止するという。「商品の価格と従来の色皿の価格が必ずしも一致しない場合がございますが、全品タッチパネルよりご注文頂くため、お会計金額に影響はございませんのでご安心下さい」と呼びかけている。

「銚子丸」では2月に横浜市内の店舗で、客席に置かれていた共用のガリの容器に電子たばこの吸い殻が入れられる被害があった。これを受けて、従来はカウンターやテーブルに置かれていたガリやしょうゆ、小皿などを従業員が客に直接提供する方式にあらためている。

「フルオーダーシステム」は6日から千葉、東京、埼玉などの63店舗で順次導入するという。