自民党の河野太郎デジタル相が19日、ツイッターを更新。第95回記念選抜高校野球大会で、東北高がWBCで話題となったペッパーミルのパフォーマンスを行い、審判員から注意を受け、高野連が声明を発表したことについて「これってブラック校則につながるものがあるよね」と私見をつづった。

河野氏は「『ヒットの時はいいけど、エラーの時はダメ』というのも『モヒカンはいいけど、ツーブロックはダメ』と同じで大人の価値観をただ押し付けてるだけ」と持論を展開。続けて「何が良くて何がダメか、自分たちで決めなさいとならないとブラック校則は無くならないし、無くせない」と記した。

東北高は1回戦で山梨学院と対戦。初回に金子和志内野手(3年)が遊失で出塁。一塁ベース上でペッパーミル・パフォーマンスを行ったところ、このイニングが終わると一塁塁審がベンチに駆け寄り注意をした。日本高野連はこの件について「高校野球としては、不要なパフォーマンスやジェスチャーは従来より慎むようお願いしてきました。試合を楽しみたいという選手の気持ちは理解できますが、プレーで楽しんでほしいというのが当連盟の考え方です」とコメントを発表した。