立憲民主党の蓮舫参院議員は、14日に告示された東京・足立区議選(21日投開票)の同党候補者3人の応援で、北千住駅前などで街頭演説した。

立民は男性候補1人、女性候補2人を擁立。蓮舫氏は、男性議員の数に比べて女性議員が少ない日本の現実に触れながら「女性が議会で仕事をするのはこう見えて結構大変なんです。何を言ってもたたかれるし、何をしても目立つ。私だってへこみます」と、女性議員の苦労に言及した。

「残念ながら政治の世界はずいぶん長いこと、男性や人生の先輩方、2世、3世、親が議員である人が中心。女性議員は衆議院では1割、参議院でも2割しかいない」とも指摘。「災害発生時の避難所に女性の視点を入れ込む議論は、(男性が多い)区議会では、出てきようがない。給食無償化も、女性の視点でようやく実現し(現実に)追いついていくようになった。女だから議会に送ろうというのではない」などと述べ、女性議員の視点の大切さに触れながら支持を訴えた。