1922年(大11)創刊の日本最古の総合週刊誌「週刊朝日」が、30日から順次発売の6月9日号で休刊となった。

101年の歴史の集大成となった同号では、吉永小百合、東山紀之ら著名人101人のメッセージ、作家・村上春樹氏インタビュー、宮崎美子らを送り出した名物企画「女子大生表紙」のプレーバックなどを展開。渡部薫編集長は後記で「メディアには時代に与えられた役割があります。週刊朝日はいま、それを終えて表舞台から去り、一つの『記録』となります」などとつづった。

やはり1922年から、同じ新聞社系週刊誌としてしのぎをけずってきた「サンデー毎日」は、30日発売の最新号の表紙に「『週刊朝日』休刊に捧げる! サヨナラ…101年の同志でライバル」と見出しを掲げた。週刊朝日の名物連載「似顔絵塾」を受け継ぐという。