将棋の藤井聡太竜王(名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=20)が8冠全制覇を目指す、第71期王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦の村田顕弘六段(36)戦が20日、大阪市福島区の関西将棋会館で始まった。8つあるタイトルのうち、7冠を保持する藤井にとって残すは王座のみ。あと3勝すれば、永瀬拓矢王座(30)の挑戦権を獲得する。
振り駒の結果、「と金」が3枚出て、村田の先手に決まった。午前10時、お互いに深々と一礼し、対局を始めた。村田が飛車先の歩を突くと、藤井は飛車先の歩を突き返した。
両者の過去の対戦成績は、藤井の3戦全勝。第78期順位戦C級1組1回戦以来、2年ぶりの対戦となる。
藤井は5日にベトナム・ダナンで開催された第94期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第1局で佐々木大地七段(28)に先勝して以来、約2週間ぶりの対局になる。
村田は第59期以来、12期ぶりに王座戦挑決に進出してきた。挑決1回戦で木村一基九段を破った。
持ち時間は各5時間。20日夜には決着する見込み。

