自民党の小泉進次郎元環境相は、16日までに自身のフェイスブックを更新し、15日に熊本市内にある慈恵病院の「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を見学したことを、報告した。

慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」は、親が育てられなくなった乳幼児を匿名で預かるもの。東京都内の病院でも今後の設置に向けた計画が進んでいることが明らかになっている。

熊本2区の同僚、西野太亮衆院議員の招きで熊本を視察したという進次郎氏は「(15日は)朝一で、以前より行きたいと思っていた『赤ちゃんポスト』を運営している慈恵病院を視察。かつてハンセン病患者の救済を行ってきた地域と慈恵病院の歴史的な繋がりに加え、並々ならぬ覚悟の上で理事長さんが赤ちゃんポストを開始されたことなど、看護部長や事務部長さん、助産師さんたちから現場で感じていることを伺いました」「赤ちゃんの人形を実際に赤ちゃんポストに預ける体験をさせて頂き、改めて生命の尊さ、それを支える現場の大変なご努力を肌で感じることが出来ました」とつづった。

「様々なご意見がある赤ちゃんポストですが、報道だけではわからないことがあることを特に感じる現場でした。学びの多い貴重な経験となりました」とも記した。

また「一泊二日の出張は、実り多い時間となりました。『政治は無関心でいられても、無関係ではいられない。』今回の出張を通じて、お話を聞いてもらったり、聞かせてもらった皆さんが、この出会いによって政治に少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです」と、つづった。

進次郎氏の妻でフリーアナウンサーの滝川クリステル(46)は15日、第2子妊娠と11月に出産予定であることを公表した。夫妻には2020年1月に、長男が誕生している。