囲碁の第48期碁聖戦を制し、3年連続9期目の獲得を果たした井山裕太碁聖(王座=34)の就位式が18日、都内のホテルで行われた。
今期は、12連覇をかけて一力遼棋聖の挑戦を受けた本因坊戦と相前後しての防衛戦となった。本因坊戦7番勝負は3勝4敗で失冠したが、こちらの5番勝負は3連勝で防衛した。9期獲得は、小林光一名誉碁聖と最多タイ記録となる。「本因坊戦で痛い目に遭っていたので、大きな意味があると思っていた。嫌な流れを断ち切れたのが大きい」と、謝辞で述べた。
現在、2日制7番勝負で芝野虎丸名人(23)に挑戦している。1勝3敗と苦しい星勘定だ。アジア大会の男子団体戦(9月29日~10月3日、中国・杭州)の経験から、「持ち時間の短い1日制5番勝負でいかにいいパフォーマンスができるかが課題。1日制には手応えを感じる内容だと思っている。世界でどう結果に結びつけられるか考えながら、一歩一歩進んで行けたら」とも話していた。

