軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県軽井沢町)が1日、長野県内トップを切って今シーズンの営業を開始した。この日を待ちわびたスキーヤー、スノーボーダーが早朝より訪れ、午前10時の段階で約300人が初滑りを楽しんだ。

同スキー場では10月8日から人工造雪機をフル稼働させて、全16コースのうち幅約15メートル、長さ約400メートルのコースを2本確保した。当日は長野県のスキー営業の幕開けを告げる「信州スノーリゾート」オープニングセレモニーとして、デモンストレーターのデモ滑走のほか、長野県のPRキャラクター「アルクマ」と仲間たちによる営業開始のカウントダウンでセレモニーを盛り上げた。来場者からは「シーズンインを待っていた。紅葉を見ながら気持ち良く滑ることができた」といった、喜びの声が寄せられた。

今シーズン、開業50周年を迎える軽井沢プリンスホテルスキー場では、これを記念したプランの販売やイベントの開催したり、飲食メニューの提供を行う。また、引き続き24時間態勢での造雪を行い、来年早々には全コース滑走可能にする。営業は来年3月31日までの予定。