泉房穂前明石市長(60)が29日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。政治ジャーナリスト田崎史郎氏と”舌戦”を展開した。

自民党派閥の政治資金裏金疑惑で27日に池田佳隆衆院議員、28日に大野泰正参院議員と2日連続で事務所などが家宅捜索されたことに、泉氏は「一定の金額以上というのはおかしい。違反は違反で、徹底して捜査すべき」などとコメントした。

これに対し、田崎氏が「金額で線引きはおかしい」とした上で、「数十万円(のキックバックや政治資金収支報告書への不記載)で摘発していったら安倍派の議員は90人くらいいなくなる。大変」などと返した。

泉氏がそれに対し「大変でもない。組織的にやってきたんだから」と話したところに、元テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)が参戦。「大変なのは自民党なんであって、国民は10万だろうが100万だろうが1000万だろうが同じでしょう」と話した。

さらに舌鋒(ぜっぽう)が鋭くなった泉氏は、「きれいに一掃してもらって、新たなかたが立候補して新しい政治が始まった方が、日本にとっては新しい夜明けが始まる」と突っ込んでいた。