ジャーナリストの池上彰氏が審査員長を務める「ファミリーマート ありがとうの手紙コンテスト」の特別授業が16日、神奈川県内で開かれた。第1回から15年連続で応募してきた平塚市立金目小学校の児童たちに約45分、語りかけた。

全国の小学校に寄贈された「大谷グラブ」を見て童心に返ったという同氏は、意表を突く質問にも笑顔を見せた。紛争地帯の実情などを紹介しながら、あたりまえに生活できるありがたさを伝えた。自身が感謝したいこととして学校や親など「私を育ててくれた日本の社会にありがとう」と述べた。