政治ジャーナリスト田崎史郎氏(73)が22日、テレビ朝日系の情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。
裏金疑惑に揺れる自民党の主要3派閥の“解散ドミノ現象”で、岸田派解散を明言した岸田文雄首相(66)と、麻生派解散を見送る意向とされる麻生太郎氏(83)が21日夜、都内で会談したと報じられている。
田崎氏は「先週金曜日(19日)がバチバチやって(21日に)2時間話しましたね」と話した。
岸田氏が18日午後7時のぶら下がり会見で岸田派の解散について「かんが…検討しています」と「考えている」と言おうとして「検討」に言い直して自民党内にハレーションが広がり、翌19日に記者からの質問に答える形で岸田派の解散を明言していた。
田崎氏は「木曜(18日)の朝に朝日新聞が『岸田派立件する』と伝えたので、岸田さんにとってはまったく意外なことだった。これで何もしなかったら自分の信頼は大きく揺らぐというんで、派閥解散に走っていった」と岸田氏が派閥解散を突然口にした裏事情について説明した。
田崎氏は派閥解散の決断には一定の評価をしていたが「手続き上、党にまったく連絡していなかった」と指摘し「(岸田氏は解散について)派内でいろいろ聞いているうちに(時事通信に岸田派解散の第一報を)抜かれて(18日)午後7時22分に発表した。その発表前に岸田さんは麻生さんや茂木さんに連絡すべきだった」と語った。
田崎氏の取材では、岸田氏が「解散検討」と発言した1時間後の18日午後8時30分ごろ、麻生氏から「なんだこれは、自分たちは自分たちで考える」との電話を受けたという。岸田氏も「そりゃそうですね。私たちは私たちで考えました」と返答していたという。
けんか別れのような電話でのやりとりの翌19日午後3時30分すぎ、岸田氏は党本部で、麻生氏と2人きりで約40分面会。田崎氏によると収拾をはかろうとした岸田氏は「事前に連絡しなくて申し訳ありません」と麻生氏に謝罪したという。
そして21日夜、岸田氏は都内で2時間麻生氏と会食したという。田崎氏は「周辺に岸田さんは麻生さんについて『怒っている雰囲気じゃなかったよ』と言っていた」との情報を入手したという。

