弁護士の紀藤正樹氏(63)が21日までにX(旧ツイッター)を更新。ドジャース大谷翔平投手の通訳を務めた水原一平氏(39)が解雇された件に触れた。

紀藤氏は「この開幕の時期に大谷翔平の顔に泥を塗るとは」とつづり、「金額の大きさを見ると、賭博罪で大谷への事情聴取もあり得る自体ではないか。非常に深刻」ともつづった。

水原氏は違法なスポーツ賭博で少なくとも450万ドル(約6億7500万円)の借金を負い、大谷名義の口座から胴元に振り込まれていたことが発覚した。大谷の弁護士は「巨額の窃盗被害を受けた」との声明を発表した。

2010年(平22)、レッドソックスに所属していた岡島秀樹元投手の通訳として同球団に所属して通訳としてのキャリアをスタートさせた水原氏は、その後に帰国して日本ハムの通訳を務めた。17年に大谷がエンゼルスにポスティングシステムで移籍すると一緒に入団。昨年3月のWBCでは侍ジャパンの通訳として同行した。大谷の通訳としての給料は年間30万~50万ドル(約4500万~7500万円)だったという。