大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は25日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。MLBドジャース大谷翔平投手の通訳だった水原一平氏(39)が、違法のスポーツギャンブルで450万ドル(約6億7500万円)の借金を抱えて大谷の銀行口座から返済されていたスキャンダルで解雇された件について、「完全に狙われましたよね」と触れた。

「大谷さんを含め、大谷さんの信用力でどんどんお金を貸してったということになる」と分析した。「水原は大谷のベストフレンド」と胴元側が発言したことを受けて、コメントした。

大谷はこの件で現地時間の26日に会見をすると発表した。橋下氏は「大金を動かす時に確かに知っていたかどうかが大きなポイントになる。あれだけの大金ですから、何のお金なの? という確認を絶対明日言われると思うんですよ。6億というお金は何のお金なのか確認していなかったというのは、道義的に非難の対象になる。個人でお金を扱う時に、1人の人に全部委ねてパスワードから何から任せてましたというのも、非難の対象になると思う」とした。

さらに、「会社組織できちんとした会計担当がいて、組織の中で行われたのなら別ですけど、個人の関係の中で、こんなお金を全部1人の男が動かすことを許していたのか、明日の会見で本当に正直に答えていただいて、事実を元に反省なら反省、これからの対策ということで、納得感を得られる説明をしてもらいたい」とした。「大谷さんに頑張って貰いたいから」とも付け加えていた。