元衆院議員で実業家の杉村太蔵氏は2日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、中居正広氏の女性トラブルに端を発した一連の問題をめぐり、3月31日に第三者委員会による調査報告書で厳しい指摘を突きつけられたフジテレビが今後直面する「最大のヤマ場」について、投資家目線で解説した。 調査報告書は本記だけで273ページ、別冊の役職員アンケート結果や要約版など含めて394ページに及ぶ膨大な内容で、その中で中居氏と女性のトラブルについて「『業務の延長線上』における性暴力であったと認められる」と認定。トラブル後の中居氏とフジテレビ社員B氏の詳細なやりとりにも触れられ、フジテレビの企業体質に対する厳しい見解が、重ねて示されている。

杉村氏は「(報告書の中身は)非常に厳しい」とした上で「投資家の視点で見ると、大きなヤマ場は、4月下旬から5月中旬にかけて決算発表がありますよね。この決算発表をまずはしっかりできるのかどうなのか。というのは、(報告書では)経理上、不正が疑われるようなことも書かれていた。そういうところもきちんと調査しないといけないでしょうし、決算発表は今後の経営の見通しもきちんと示さないといけないので、それを示せるかどうかが(焦点の)1つ」と解説した。

その上で「最大の、最大の、会社としての大きなヤマ場は、6月の定時株主総会」と指摘した。「正直に申し上げますと、現時点で新たな執行部(のメンバー)が提示されているが、これがそのまま定時株主総会で承認されるか、現時点では分からないのではないか」と述べ「株主からは相当厳しい批判、注文、改善策が出されると思う」と、交代したばかりの清水賢治社長ら現経営陣にも厳しい指摘が出る可能性を指摘。その上で「企業体としては、10時間を超える記者会見より、株主総会ははるかに重大なもの。そこがどういう対応されるかを注目したい」と述べ、6月に予定される株主総会は、前経営陣の対応への批判が相次ぎ、日をまたいで10時間超の大荒れ展開になった1月27日の記者会見より、厳しい環境になるとの見方を示した。