藤井聡太名人(22)が永瀬拓矢九段(32)の挑戦を受ける、将棋の第83期名人戦7番勝負第5局が29日午前9時からの2日制で茨城県古河市「ホテル山水」で始まった。
先手後手は午前に決まっており、永瀬が先手。藤井が後手。お互いに飛車先の歩を突いてスタートすると、角換わりの出だしから藤井が右玉に組んだ。
正午になって昼食休憩に入った。
藤井は「古河名物 甘露煮物語」と「古河市お茶農家のさしま茶」(山を頼んだ。古河名物のフナ、子持ちアユ、茨城県のブランド豚肉「常陸の輝き」を甘露煮にしている。
永瀬は「勝利の紅白うな重」「こがくらふとあいす&(ミルク、いちご)」「まんまるメロンソーダ」「ももかのじぃじがつくった古河の味」と注文した。うな重は蒲焼きと白焼きとある。メロンソーダは午前おやつに次いでの連投。「ももかの~~」は藤井が午前おやつに頼んでいる。
28日の前夜祭で永瀬は「明日から茨城のおいしい食べ物を想像以上に食べると思いますので、盤上も盤外も注目いただければ幸いです」と話していた。早くもそれを実現させた。
午後1時、対局は再開された。ここからは駒組みの段階で、じっくりとした進行になりそうだ。
持ち時間は各9時間の長丁場。午後3時にもおやつが出される。初日は午後6時30分の時点で手番の棋士が指し手を封じ、2日目に指し継がれる。決着は30日夜遅くの見込み。

