国民民主党の玉木雄一郎代表(56)は29日夜、BS11「インサイドOUT」(月~金曜午後9時)に生出演し、随意契約による政府備蓄米の放出に向けて、次々と対策を打つ小泉進次郎農相(44)の印象を問われ「よくやっておられると思いますよ」と、評価した。
その上で「今は、小泉大臣は『流通担当大臣』という感じで頑張っておられる」とも指摘。「本来の農林水産大臣は、生産をどうしていくか、特に主食のコメの国内での安定供給、安定生産をどう確立するか、生産基盤の確立というところにメッセージを出してもらいたい」と注文をつけた。
玉木氏は28日、衆院農林水産委員会で質問に立ち、進次郎氏との質疑に臨んだ。「質問でも取り上げたが、2018年に減反政策廃止ということになったが、その後に行われたのは、生産数量目標を割り当てるということを、農水省とJAを中心に各都道府県をキャラバンしてまで、数量目標を割り振っていった。この間、力を入れていたのは、飼料用米、あえて『えさ米』と言いますが、飼料用米、えさ米の生産を拡充することで、人間の食べる主食用米の生産を絞って供給を抑えることで米価を維持するという、実質的な減反を続けてきた。その結果が、今、コメが足りなくなっている原因に、実はなっているのではないか」と、農業政策についての持論を訴えた。
「流通の問題はもちろん、目詰まりを解消するなどやっていくことは必要」としながらも「この間、ずっと続いてきた、生産をどちらかというと抑制していくという政策を転換し、増産という方向にかじが切れるのか。そして、増産した時に値が下がった時に、農家の営農継続が可能な所得が補償されなくなる可能性があるので、合わせて直接支払制度を入れていく。こういう、本格的な農政改革に、ぜひ取り組んで貰いたい」と述べ、進次郎氏の今後に期待を示した。

