社民党の福島瑞穂党首は6月30日に行われたタレントラサール石井氏の出馬会見に同席した際、2日に日本記者クラブで行われる参院選に向けた与野党党首討論に自身が呼ばれないとして「強く抗議したい。非常に残念だ」と述べた。
日本記者クラブは、今回の開催にあたり「国会に5人以上の議席を有する」「国会に1人以上の議席を有し、かつ直近の国政選挙で有効投票巣の2%以上の得票を得た」の、2つを満たすことを参加政党の要件としており、自民、立憲民主、日本維新の会、公明、国民民主、共産、れいわ新選組、参政の8党党首が参加するとしている。参政党は6月30日に元維新の梅村みずほ参院議員の入党と参院選擁立を発表しており、2つの要件を満たしたという。社民党の所属議員は福島氏を含めて衆参で3人。
福島氏は、社民党が討論会に参加できないことへの受け止めを問われ「去年の衆院選の前までは呼ばれていた。社民党は政党要件を持っているが、2%だけではなく、5人以上の国会議員がいる政党でないと呼ばないということがあった」とした上で「それに抗議し、今回行われる党首討論会に呼んでもらいたいと文書で申し入れ、直接、話し合いもしてきたが、非常に残念です」と述べた。
また「政党要件がなければ呼ばれないのは理解できるが、持っているにもかかわらずそれより厳しい条件をつけて呼ばないというのは、憲法上の表現の自由や思想良心の自由、憲法上の権利を極めて侵害していると思っている」と主張。会見に参加したメディアに「キー局のみなさんも(テレビでの党首討論に)呼んでくださるよう心からお願いしたい」と述べ、「記者クラブが、というところがいちばんショックもであり残念なところ。ぜひ呼んでください」と口にした。
記者から、参政党が梅村氏の入党で参加要件を満たしたことを問われると「そうなんですか?」と驚きを隠せず「参政党と日本保守党と社民党は呼ばれないと思っていたので、今、ちょっと、え? そういう手があったか、とショックを受けているところです」と、笑いながらも恨み節? のような本音を口にする場面もあった。
社民党は今回の参院選で3人以上の当選か、全国で得票率2%を達成できないと公選法上の政党要件を失う。

