藤井聡太王位(竜王・名人・王座・棋聖・棋王・王将=22)に永瀬拓矢九段(32)が挑む将棋の伊藤園お~いお茶杯第66期王位戦7番勝負第2局が15日、有馬温泉(神戸市北区)の老舗旅館「中の坊瑞苑」で始まった。午後6時過ぎ、後手の永瀬が76手目を封じて、1日目を終えた。

藤井が連勝して6連覇に前進するか、永瀬が巻き返してタイに戻すか。注目の一戦の戦型は角換わり。腰掛け銀から永瀬が角を捕獲する研究に誘導すると、藤井は長考を重ね、攻め続けた。永瀬はほとんど時間を使わずに指していたが、中盤の難所での初めての長考が2時間を超え、そのまま封じ手になった。

前夜は両者とも豊臣秀吉も愛した日本三古泉のひとつ、有馬温泉につかり、集中力を高めた。「名湯対決」の2日目は16日午前9時に再開する。激しい攻め合いが予想される。