政党要件を維持できるか崖っぷちの戦いとなっていた社民党は、参院選比例代表でタレントのラサール石井氏(69)が当選、得票率2%以上をクリアした。福島瑞穂党首(69)は21日午前11時、都内の社民党本部で会見した。

同日午前4時過ぎに当確が出たラサール氏、服部良一幹事長(75)と共に登場した、福島党首は「2%で政党要件を維持できて、ラサールさんの当選で議席も確保できた。複数当選を狙っていたので残念な気持ちもある。でも『社民党、残ってくれ』と投票してくれた方がいて、本当にありがたい」と感謝の言葉を口にした。

そして「政党要件は6名の選挙区の候補者、5名の比例区の候補者、何1つ欠けても獲得できなかった。厳しい中、頑張ってくれた皆さんには感謝したい。これからも力を合わせて頑張って行きたい。社民党はリブート、再起動してブレずに変える。社民党は面白くないと言われるがリブートは始まったばかり。若い人、差別・排外主義と戦う人、ラサールさんと一緒にリブートを面白くやって行きたい。憲法改悪、排外主義を掲げる政党が躍進したけど、憲法を変えさせない。生活を守るのが、まさに社民党」と話した。

大敗した自民党の石破茂首相が続投の意向を示していることに、福島党首は「今回は自民党、自公政権に厳しい審判が下った。早々に総理が続投宣言することに違和感を感じる。反省が全く見えてこないから、極めて問題。国会の中で立憲主義がしっかりできて、差別・排外主義と戦っていく」。

ギリギリのところで踏みとどまって、政党要件を満たした。「社民党が崖っぷちから上がっていくのは、ハラハラドキドキのドラマ。私の力不足で複数当選ができなかったけど、一緒に立候補した人の1票でも足りなかったら2%に行かなかったかもしれない。ワンチームで、小さくても声を出して、大きな力になるように頑張ります。立憲主義の政党とは連携を深めて、立憲主義の要として頑張ります」と話した。