「ニコニコ動画」を運営する「ドワンゴ」創業者の川上量生氏(56)が15日、X(旧ツイッター)を更新。政治団体「NHK党」副党首を務める大学生投資家の造船太郎氏(21)が同党に1億5000万円を出資した件をめぐり、問題点を指摘した。
川上氏は、今回の件で物議をかもす造船太郎氏がXユーザーに向けた「説教するなら僕より稼いでからにしてください」との投稿を受け、「呼ばれたようなので説教しにきました」と反応。「あなたがやった資金提供は個人の寄付上限を超えており、政治資金規正法に抵触する可能性があります。というかします。あなたがこれで罪を問われるかどうかは分かりませんが、もっと慎重になるべきでした」とした。
また「立花孝志とあなたとが気が合う部分が仮にあったとしても、立花孝志があなたを裏切らないという保証にはなりません。本当に1億円を返してくれるのかについては甘く考えないほうがいいでしょう。今の彼にとっては喉から手が出るほど欲しいお金のはずです」と私見を述べ、「なお、ここにわざわざ書くのは、立花孝志が約束を守るかどうかに世の中の注意をある程度集めて、あなたに対して、借金の踏み倒しをやらないようなプレッシャーをかけるためですので、感謝してくれてもいいですよ」と投稿の真意を説明した。
造船太郎氏は4月14日の投稿で「これからNHK党に1億5000万円出資しますが、7月の参議院選挙で NHK党が政党要件を満たせば3億円になって返ってきて、政党要件を満たさなければ0になります。政党要件は、比例または選挙区(平均)での得票率が2%以上です」とつづっていた。また、7月11日のXで公開したYouTubeでは1億5000円を供託金に充て、広告費としてさらに1億円投じていることも明かしていた。衆院選と参院選の供託金はいずれも選挙区が300万円、比例は600万円。参院選投開票後の21日には党首の立花孝志氏の他にも現職の浜田聡氏の落選確実報道を受け、「1億5000万円溶かしました。しんどいです」「NHK党、(投票率)2%は絶望的ということで、すごい悔しいですね。言葉が出ないです。積み上げたものが崩れるのは一瞬というか、いろいろしんどいです」などとつづっていた。

