20日の参院選比例で落選した自民党の杉田水脈元衆院議員(58)が、24日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」に出演。党の参院選の戦略について私見を述べた。

番組では自民党保守系議員の落選がテーマとなり、杉田氏は、同じく比例で落選した和田政宗氏、長尾敬氏と出演。今回の選挙で、国民民主党や参政党など新興勢力が票を伸ばし、自民党を初めとする既存政党が苦戦した構図が議論された。

出演者の自民党小林史明環境副大臣は「有権者の今感じている不安感に対して、既存政党が答えを出せなかった」と敗因を分析。その流れで、まず和田氏が、自身は埼玉・川口市の在留クルド人問題などに取り組んだものの「これを炎上させてビジネスにする人たちがいるわけですね。結局『やってない』と(言われる)。100の真実よりも1万のウソが流布されると、そっちが真実に聞こえてしまうと言うネットの状況」などと持論を展開した。さらに和田氏は、安倍政権時から、日本の産業などを活性化させる政策も打ってきたと主張した上で「自民党はやってきている。それが国民の1人1人に届いてない」と、政策や実績の訴え方に問題があったとの私見を脈々と語った。

続けて司会から「日本人ファーストをかかげた政党が躍進したわけです。それは自民党から出せなかったのか、ということはどう思いますか」と杉田氏に質問。杉田氏は「というかもう、(自民党は)正しいことはやっているし、ちゃんとやっているんですが、今の和田さんのような長い話は、若い人は誰も聞かない」と指摘し、スタジオには笑いも起きた。杉田氏は続けて「それよりも『日本人ファースト』をパン!みたいな」と、短く、分かりやすいフレーズなどが若い世代に届いた、との見解を示した。

これに対し20歳のインフルエンサー、まいきちも「(新興政党は)ネットの使い方がすごくうまくて。テレビを見る世代ではないので、みんなネットの意見をうのみにしちゃう。ヒーローに見えるんですよね」とコメント。杉田氏は「そうですよね」と応じると「れいわ新選組とかの『増税やめろ、金配れ』ってラップで山本太郎さんが歌っているだけで、若い人たちは(票を)入れるわけじゃないですか。それに対しての対応が(自民党に)ないことだと思うんですよ」と訴えた。