自民党の小泉進次郎農相(44)が、党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補する意向を固めたことが、複数の関係者への取材で分かった。週末に地元で支援者の声を聞いた上で、来週、記者会見を開いて正式に表明する。

小泉氏は12日、閣議後会見で、総裁選出馬について複数の報道が出ていることを踏まえ、自身の対応を問われると、「出馬するのではないかという報道に加え、出馬しないのではないかという報道もある。この時期になると情報戦、報道合戦、いろんなことがある」とした上で「いずれにしても自民党が置かれた状況は危機的で、国民のみなさんにあらわになってしまった党内の分断という傷を修復し、いやして1つになって前に進めていくのが、喫緊の課題だと思っている」と党に突きつけられている課題に触れた。

その上で「(これまで)私は、閣僚の一員として公務最優先の中で対応を考えたいと申し上げてきた。政治家にとって、よって立つ所は生まれ育った地元。地元の(神奈川の)横須賀、三浦。地元のみなさんのことを片時も忘れたことはありません」と述べ「重要な判断をするときは、横須賀と三浦の、野党時代から支えていただいた、みなさんのことを思い、声をうかがいながら最終的に対応し、判断していきたい」として、支援者の意見を聞いた上で最終決断する考えを示した。

小泉氏は昨年の総裁選で初めて立候補した。9人の候補者中、3位の得票数で、決選投票まで1歩及ばずに敗れた。