自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に立候補を表明した小泉進次郎農相(44)は21日、さいたま市で取材に応じた際、総裁選に勝って首相に就任した場合の早期の衆院解散はしないと明言した。

昨年の総裁選時には、自身が総理総裁になれば早期解散で国民に信を問うとしていた。今回はその方針の変化があるかと問われた進次郎氏は、「現時点で、昨年のように総理総裁に首相になったらすぐに解散するという状況にはないと思う。国民が求めているのは、目の前の課題を速やかに解決することだ」と主張した。

「石破おろし」による党内抗争の末に総裁選が行われることを念頭に「これだけ自民党内の内輪もめの中で国会を開催できず、今も政策の遅れを招いてしまっていることの反省を、しっかりみなさんに示さないといけない」とした上で、「そのために求められるのは、政治空白より政策を形にすることだと思っている」とも語った。

進次郎氏が首相に就任した場合、直後の衆院解散・総選挙に打って出て、自民党の議席回復を目指すのではないかとの臆測が、一部で飛び交っていた。

総裁選はいよいよ22日、告示される。進次郎氏のほか、茂木敏充前幹事長(69)、小林鷹之・元経済安保担当相(50)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)が出馬を表明しており、5人による戦いの構図が固まっている。

【相関図】自民党総裁選5人の戦い 構図固まる 麻生太郎氏ら歴代首相の動きは?野党との関係は?