国民民主党の玉木雄一郎代表が24日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。貧困や孤食の子どもらに開放された施設「子ども食堂」をめぐる騒動について、持論を述べた。
子ども食堂をめぐっては、自民党総裁選(10月4日)に立候補した茂木敏充前幹事長が、視察の際、誕生日祝いのケーキを出されたことが報じられ、賛否が起きている。その結果、玉木氏が過去に子ども食堂でカレーライスを食べたことを報告した投稿も拡散されている。
玉木氏は今回の動画で、視聴者からこの話題を提起されると「これね、いまだに謎なんだけど」と前置きし「子ども食堂に行って、なんか飯食ったからけしからんと言って、私にも(批判が)来るし、あとさっき茂木さんが行ったのかな? それに対しても行ってるんですけど、たぶん、ご批判されてる方は、子ども食堂、行ったことない人なんじゃないですかね」と語った。
その理由として現状を紹介。「今、もう子ども食堂は子どものための食堂にはなってなくて、むしろいろんな人が来られるように、あえて工夫して運営されてます」と語ると「なぜかというと『スティグマ』って英語で言うんですけども、例えば『貧困のための子供のための食堂を開きました』って言うと、そこに行く子は恥ずかしくて行けないんですよだって貧困の子供のための食堂ですよってなって、そこに行く人は自分に、要はその子供たちに、あるいはその親を含めて、貧困の告白を強いることになるわけですからね」と説明した。
玉木氏は「だから、結果として、大変生活の厳しいご家庭の子供のための食堂であっていいんですけれども、それを幅広くですね、地域に開放したり、いろんな人が行けるんだ。その中に、非常に生活の苦しい子供たちが混ざることが実は大事であって、ご批判されている方は1回、本当にいろんな地域の子ども食堂に行かれたらいいかなと」と呼びかけた
その上で「もちろんね、子供たちがきちんと食べられるようにしていくっていうのは、政治の行政の重要な仕事です」とも言及。「ただ現実の問題として、そういった非常に厳しい、特に相対的貧困の中にいる家庭や子どもたちがいることも事実なので、そういったものを民間が中心となってやっているというところに対して、いろんな支援もしてますけれども。ただそういうところに行って『大人がご飯食べたからダメだ』っていうのは、私は批判としては正しくない批判だと思いますし、私も、もしまた機会があったら子ども食堂にはぜひ行きたいと思いますね」と語った。
最後は「これも、ご批判、反論、どんどん書いてくれたらいいと思いますが、批判する方は1回子ども食堂に行かれた方がいいと思います。その上で、またお感じになったことをいただければと思います。『スティグマ』を、貧困の告白を子どもたちに強いるような制度運用は私は間違っていると思いますから、これはもう何言われても堂々と私は子ども食堂のあり方については、主張していきたいなと思います」と異論も認めた上で、あらためて持論も述べた。

