平将明デジタル相が7日の大臣会見で、自民党総裁選前日の3日の会見で、麻生太郎元首相について「影響力があるようには思えない」とした発言について、「絶賛大炎上中」と語り、「事実誤認だった。反省したい」と語った。
平氏は、総裁選投開票日だった4日の前日3日の大臣会見で、脱派閥を掲げる中で、唯一残った麻生派に候補者たちが支援を求めるような動きについて問われ「まあ、一応行ってこうということなんじゃないでしょうか」と語り「以前ほど、影響力があるようには思えないので、念のためいってこうというぐらいの話だと思っております」「昔ほど、いわゆる『キングメーカー』みたいな人がいるような総裁選だという印象は持っておりません」と語っていた。
総裁選では、麻生氏が最終盤で高市早苗氏支持に動いたとされ、自民党に最後に残った派閥の領袖として、“キングメーカー”の面目躍如の存在感を見せた。高市新総裁の党役員人事でも、麻生氏が副総裁、麻生氏の義弟で麻生派幹部の鈴木俊一氏が幹事長に就任した。
自民党は裏金問題を受けた党改革で派閥について政策集団として「お金と人事から完全に決別する」との方針を示していたが、今回の総裁選では、唯一残った派閥の領袖である麻生氏への“麻生詣で”もみられ、麻生氏の支援を受けた新総裁となった高市氏の党役員人事では、麻生派や高市氏陣営の論功行賞が色濃くにじむ。
平氏は7日の会見で党人事が「麻生派、旧茂木派、高市氏新総裁に近い人間で固めている」ことへの見解を問われ「私前回の記者会見でですね、『麻生さん今それほど影響力ないんじゃないか』って言って絶賛大炎上中になっているわけでありますが」とデジタル相として大炎上中と話を切り出した。平氏は「『麻生さんの影響力、そんなないんじゃないか』と言ったことに対してはまったく、結果として事実誤認だったという風に思いますので、一政治家として反省をしたいという風に思います」と語った。
また、平氏は、高市新総裁の党役員人事について「高市新総裁は大変多くの支持を集めて新総裁になられたわけでありますから、党の中で足の引っ張り合いをすることなく、高市総裁のもとで一致結束してさまざまな問題に対して理解を求めていくということだと思います」と語った。

