日本維新の会で政調会長を務め、現在は「社会保険料引き下げを実現する会」代表としても活動する音喜多駿・元参院議員は20日、自身のX(旧ツイッター)を更新。維新が、自民党との連立政権樹立に合意する方針を決めたことを受けて、これまでの「第三極」の立場から変化することに、複雑な心境を吐露した。
「『第三極』としての日本維新の会が存在する最後の週末なのかもしれない。とか思うとわりと精神的にくるものがあったらしく、何もやる気にならずに子どもと公園に行ったりして夜はすぐ寝てしまいました(YouTube LIVEするの忘れた)」と、維新の立ち位置が変化することに対する心境を吐露。その上で、自身の政治活動歴を振り返り「自民でも民主でもない『第三極』みんなの党に入り、それが消滅したときから、私の政界・政党を巡る長い旅が始まりました。かつての仲間たちが自民党や立憲民主党に身を寄せる中、『やっぱり第三極が必要だよな』という想いで地域政党を2回作って、失敗して、維新の会に救われた」とした上で「10年以上も続く唯一の『第三極』政党の仲間になり、政務調査会長までやらせてもらった3年間の日々はやりがいに満ち溢れて、誇らしい毎日だった。けど終盤には党の低迷が続き、私自身は2回落選をして、『第三極』としての維新がまさに岐路に立っている。肝心な時に、いつも私は失敗して、そこにいないんだよな」と、複雑な思いをつづった。
「与党に入るのか、野党で変えるのか。古くて新しいこの問いは、いつだって第三極と言われる政党と政治家を揺らし、惑わせ、決断を迫ってきた。みんなの党はどちらの決断もできずに瓦解して、維新の会は与党に入る道を選ぶ」とした上で、「何が正しいかなんてわからないのだけど、実際に所属した党の消滅を経験してきた私は、『政策が実現するなら党がなくなっても良い』とは言えないし、言いたくない」ともつづり、維新の吉村洋文代表(大阪府知事)の主張とは一線を画す見解を記した。
「維新の会が今回選ぶ道が、その終着点の一つなんだろうか。今の私には本当にわからない」とした上で、みんなの党が失くなる際に日記に記したという「この世界の闇は深すぎる。私にもまだ、底が見えない」という言葉を引用。「深く暗い霧の向こうに、第三極の光はあるんだろうか。その光を見つけるまで、風に吹かれ雨に打たれても、私の旅はまだ終わらない」と、自問自答をするようにつづった。

