立憲民主党の蓮舫参院議員は12日の参院予算委員会で今夏の国政復帰以来、初めての質問に立ち、女性初の内閣総理大臣となった高市早苗首相と、初めての質疑に臨んだ。
「勝負服」の白ジャケット姿の蓮舫氏は、質問の最初のお決まりフレーズ「立憲民主党の、蓮舫です」と切り出した上で、「総理、ご就任おめでとうございます」と祝意を示した。
また「ずいぶん前に、深夜番組の司会でご一緒した時には、こういう立場になるとは思わなかったんですけど」と続け、「政治信条や政策の優先順位は違いますが、心から高市総理には頑張って欲しいと思う。身体に気をつけて、頑張っていただきたい」と、呼びかけた。
高市首相と蓮舫氏は、1988年から4年間、テレビ朝日系で放送された深夜帯の情報番組「こだわりTV PRE★STAGE」で司会者として共演した経験がある。 蓮舫氏の呼びかけに対し、高市首相は「ありがとうございます」と応じ、「身体にも気をつけて、でも、これまで積み上げてきたものもあるので、政治家としてやり抜きたいことをしっかりやらせていただきたい」と訴えた。
ただ、蓮舫氏の「友好ムード」は冒頭だけだった。笑顔はこの後、すぐに消え、自民党の裏金事件や「政治とカネ」について高市首相を追及した。
蓮舫氏は昨年7月の東京都知事選立候補に伴い自動失職し、今年7月の参院選比例代表で国政復帰。質問に立つのは、昨年6月以来。高市首相が総務相などの閣僚時代にも質疑で向き合うことはあったが、女性初のポストにのぼりつめた高市首相とは、この日が初の対決となった。

