キヤノングローバル研究所上席研究員で中国事情に詳しい峯村健司氏が4日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。日中関係が深刻化する中、中国メディアが「琉球は中国の属国だった」と報じたことについてコメントした。

中国の国営メディアは、1629年に作成されたとする明王朝時代の勅書を紹介。「琉球の国王が死去すると明の皇帝が王位継承するのが妥当である」とする内容で、記事では「琉球が中国の属国であったという歴史的事実を示している」と主張している。

峯村氏は「日本人から見ると何言ってんだって話なんですけど」としつつ、「中国からすると『我々の領土である台湾に口を出すなら、じゃあ日本の領土である沖縄に口を出すよ』と。いわゆる報復なんですね」と説明。中国政府内では05年頃から検討されてきた話とし「いろんな歴史の資料を集めて、沖縄、彼らの言うところの琉球はもともと日本ではなくて、我々中国に近かったんだと理論武装してきた。それを一気にこのタイミングで出してきて、プロパガンダをしている」と話した。

発言の本気度を問われると、峯村氏は「本気じゃなきゃ中国は言わないです」。また「言う時は何かやってきますので。何言ってんだっていうのではなくて、日本側も徹底的に反論していくことが重要」と訴えた。