8日投開票の党代表選で再選された、れいわ新選組の山本太郎代表は9日、国会内で記者会見し、2019年の立ち上げから通算して3期目となる代表職のテーマについて問われ「(所属議員の)15人一丸となって、与野党の茶番をつぶしにいく。与野党の茶番を許さない、ということを徹底していく」と訴えた。
2019年の結党当時から党が消費税廃止を訴えてきたことに触れ、「この6年の間に、(各野党が)減税という施策を入れている事実がある。れいわの旗揚げの時は減税の『げ』の字もなかった」「常にブレていない」と強調。各党が減税を訴えた昨年の衆院選以降、国会論戦で消費税減税を積極的に訴えた党は、自身の党以外ほとんどなかったとして「『消費税減税やるやる詐欺』みたいなものに、多くの国民が『れいわではなく他のところがやるならいいか』と乗っかることもあり得る。やるつもりも、やる気もないのに言った上でそういう人たちをつり上げて、結果、国会の中ではそのことについてはほぼダンマリに近い」と主張した。
直近の選挙結果を踏まえ、党勢が「鈍化」しているのではないかとの指摘については、「そのことをもって、れいわ(の存在感)が薄まったことにはならない。(消費税減税を訴え続けることは)本物と偽物をはっきり見分けていただく機会にもなり得ると思う。本気度が違う」と述べた。
「与野党の茶番をつぶしにいく」という今後に掲げたテーマについては、「自民党と変わらない自民党みたいな人たちが、自民党といっしょに自民党が考えるような政策を前に進めても、何の意味もないでしょ」と指摘。一方で、「15人という数字だけでは厳しい。小選挙区で勝てるような政党にしたい」と、党勢拡大の必要性を強調した。
「今回、代表選の他の候補から『小選挙区で勝てるような政党にしたい』という話があったが、まず自分が小選挙区で勝てるようになれよと。まず、それぞれの活動をしっかりやっていくことが基礎中の基礎だ」と、所属議員への心構えも説いた。
「私たちは追い風が一切ない、無風の中で進んできた。それぞれの活動をしっかりやっていくしかなく、一発逆転みたいな話は存在しない。地道な活動を広げていく以外、(党勢拡大の)方法はない」と訴えた。

