木原稔官房長官は18日の記者会見で、フィンランドで「ミス・フィンランド」でグランプリとなった女性らが、アジア人をやゆするポーズとされる、両手の指で目尻を引き上げる「つり目」写真をSNSにアップし、人種差別と非難を受けている問題をめぐり、在フィンランド日本大使館を通じて、同国政府に「憂慮と適切な対応への期待」を伝えたことを明かした。

記者から、フィンランド政府からの説明の有無、今回の事態に対する日本政府の受け止めを問われたのに対し、木原氏は、「在フィンランド大使館を通じ、政府に対し、今般の事案への憂慮と、適切な対応への期待を伝えてきている」とした上で、「引き続き、フィンランド政府との間では緊密に意思疎通を図っていく考えです」と語った。

フィンランドの連立与党の国会議員らも同様の写真をSNSに投稿しており、17日にはフィンランドのペッテリ・オルポ首相が、「侮辱的な投稿に対し心からおわび申し上げる」と謝罪しており、木原氏はこのことにも触れた。

「つり目」ポーズの写真をSNSにアップした女性は、その後、「ミス」の資格を剥奪されている。