市の男性職員とのラブホテル面会問題が発覚した小川晶前市長(43)の辞職に伴う前橋市長選が12日、投開票され、無所属で立候補した小川氏が再選確実となった。スキャンダルの逆風はあったが、子育て政策の実績などを訴え、群馬県の山本一太知事が支援する弁護士の丸山彬氏(40)らを破った。
小川氏は昨年9月、市職員男性とのラブホテルでの密会が報じられ、男女関係は否定したが、同11月27日に引責辞任。12月17日、会見を開き、無所属での出直し市長選出馬を正式表明した。同19日には、自身のインスタグラムをで、白いダウンジャケット姿でのぼりを手に、車道に向かって深く頭を下げる場面を背中から写した写真をアップ。「今朝、出馬表明以来、初めて街頭に立ちました。冷え込みの厳しい朝でしたが、『寒いでしょう』とホッカイロを手渡してくださった方や、温かいお茶を差し入れてくださった方がいました」と切り出すと「通学途中の学生さんたちも、立ち止まって挨拶をしてくれたり、会釈をしてくれたりして、その一つひとつが励みになりました」と感謝していた。
その後は連日にわたり、インスタに活動報告をアップ。連日、街頭演説や会合出席の様子が報告された。頭を下げたり、両手をあわせておわびをする写真も20枚近く掲載された。
選挙戦最終日となった11日には「選挙戦最終日にあたり、最後に皆さまに心よりの感謝をお伝えしたいです」と切り出し投稿。「この選挙戦で改めて、前橋で暮らす皆さまの温かさ、優しさを肌で感じることができました。お会いして言葉を重ねるたびに、何度も、何度も、励まし勇気をいただいて参りました。こんなにも温かく、優しい前橋の皆さまに、ご心配とご迷惑をおかけしてしまった失態を、私は一生背負って生きていきます。本当に、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
その上で「それでも私は、この前橋のために尽くしたい。働きたい。その覚悟から、再スタートを決意しました。前橋のまちは、誰か特定の人の理想のためにあるのではなく、今日を生き、これから生まれてくる市民の皆さまのためにあります。日々の暮らしが最優先。この言葉に、この選挙戦でお伝えしたいすべてが込められていると感じています」と決意を込め「7日間、多くの皆さまと対話しました。私は、皆さまの想いを形にし、笑顔あふれる前橋の先頭に立ち、この街の未来を最後まで引き受ける覚悟です。本当に、本当に、最後まで応援してくださりありがとうございました」と記していた。

