自民党・麻生太郎副総裁(85)の衆院選(2月8日投開票)の第一声がネット上で注目を集めている。

福岡8区から立候補する麻生氏は公示日の27日、支援者の前で第一声を披露。「いま我々は高市早苗内閣総理大臣。対抗馬に今、新しく出てきた、えーーー」と言葉に詰まった。そして「中道…改革…ナントカ…っていう『中革連』っていうのが出てきたんですが、我々はこの代表の野田(佳彦)を選ぶか、高市を選ぶかと。その選挙をこの総選挙で選択してもらわなきゃならんと、そういう選挙です」と投げかけた。

麻生氏は24日、京都市で自民党の衆院選候補予定者の会合であいさつした際、立憲民主党がかつて共産党と選挙協力などの連携を行っていたことを念頭に「昔は『立憲共産党』といった時代もあったが、『立憲公明党』になった」とした上で、中道改革連合について「チュウカクとか、チュウカクレンみたいな名前だったか」と皮肉ったとみられるなどと報じられている。

ネット上で第一声の当該部分の動画が拡散されると、X(旧ツイッター)では麻生氏にまつわる書き込みが相次いだ。

「麻生さんの見事な演出ですね。自ら正式名称を口にしないことで、『私には眼中にありません』『非常に覚えにくい政党名』『なんだそのふざけた政党名』『中道なわけがないだろ』いろんな意味を暗に伝えることになってる」「やっぱ太郎は選挙が上手いわ。煽りと笑いでうまーく二元論に持っていって、勢いついたら本気で票を奪われかねない参政党や日本保守の名前はあえて出さない。絶対勝てる相手とだけ戦う。戦の基本やね」「さすが閣下はネットに明るいw 一番発狂する呼び方でwww」「麻生さん、絶対、中革連の正式名称覚えてるでしょw」などと書き込まれていた。

福岡8区は麻生氏の他、無所属新人の森田俊文氏(62)、れいわ新選組の新人、沖園理恵氏(51)が立候補している。