フリーアナウンサー小川彩佳が4日夜、キャスターを務めるTBS系「news23」に生出演。高市早苗首相(自民党総裁)の円安をめぐる「ホクホク発言」について、私見を述べた。

この日、同番組では円安について特集。その中で、高市首相が1月31日、川崎市で行われた衆院選(2月8日投開票)の演説会で、円安が進んでいることをめぐり「『外為特会』の運用が(円安で)今、ホクホクの状態だ」と発言したことを改めて伝えた。そして高市首相がその際「いま円安だから悪いって言われるけれども、輸出産業にとっては大チャンス。食べ物を売るにも自動車産業もアメリカの関税があったけれども、円安がバッファーになった。ものすごくこれは助かりました」という趣旨のことを話していたこともフリップで紹介した。

そして経済部筆頭デスクで番組の「23ジャーナリスト」片山薫氏が「これ高市さんは、円安がいいとか円高がいいとか言ったわけではない、というふうに説明されていますが、やっぱり高市さんの本音の中に、円安を何か生かす、あるいは円安のメリットっていう本音があるんだろうな…って市場はみて、結局、円安進みました。で、今(番組放送時の4日深夜)も円安進んでいて、156円台半ば、先ほどちょっと後半までいきましたけど、先週は1ドル153円台ぐらいだったんですけども、一気に週が明けたら景色が変わってしまったっていうのはありますね」などと解説した。

それをうけ、小川は「こうしてすぐに動いてしまうわけですよね」と話した上で、「総理の真意がどうあれ、市場が円安歓迎と受け止めてしまうような発言がこぼれることの危うさというのをどうしても感じてしまうんですけどもね」と話した。

片山氏も「特に今、1ドル160円にいかないように政府、日銀がけん制している中で、総理の一言で変わってしまった…という意味では不用意だったのではないか、という指摘はまぬがれないかな、と思います」と述べた。