中道改革連合は13日、衆院選の歴史的惨敗で野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表の辞任表明に伴い、新代表を選出するための議員総会を党本部で開き、立憲民主党で幹事長など要職を務めた小川淳也氏(54)が、前衆院法務委員長の階猛氏(59)をわずか5票差でやぶり、新代表に選出された。
小川氏は「覚悟を持って取り組みます」と語った。公明党出身28人、立憲民主党出身21人の計49人の投票を実施した結果、階氏は22票、小川氏は27票だった。新代表の任期は来年3月末。
小川氏は、東大卒業後、総務官僚をへて政界入り、官僚から政治家に転身した17年間の姿を追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか(なぜ君)」(大島新監督)が話題を呼んだ。
小川氏は12日の共同会見で「こういう状況の中ですが、盟友として心から尊敬している階猛さんと、代表選を戦えることを光栄でありがたく思っている。お互いにフェアプレー精神で戦いたい」と述べた上で、「温かく優しく魅力的な野党第1党を建設したいという思いで、(初当選から)20年やり続けた、本格的な改革をするなら自らトップに立つしかないと決意をしていたのが、この数年だ」と表明した。
「いちばん立て直したいのは国民生活だが、野党第1党として将来はどうあるか社会像を示すことが、政治に携わる中でのモチベーションで使命感だった。それを実践、実現していきたい」とも口にした。
中道は衆院選で、公示前の167議席から49議席に大幅減となった。比例代表名簿の上位に搭載され「優遇」された公明出身者28人が全員当選する一方、立民出身者は21人にとどまったため、立民出身者側には公明側への不満が出ており、参院の立憲民主党や公明党の中道の合流は見通しがたっていない。
小川、階両氏のどちらが新代表に選ばれてたとしても、党再建は困難が予想されている。

