15日に放送されたNHK「日曜討論」(日曜午前9時)に出演した国民民主党の榛葉賀津也幹事長と、就任したばかりの中道改革連合の小川淳也代表が、衆院選を受けた党の規模をめぐり、「(衆参合わせて)野党第1党」(榛葉氏)「衆議院では(野党)第1会派」(小川氏)と、競い合うように言及する場面があった。

番組では、これまで野党第1党の代表者が座ってきた席に榛葉氏が座り、小川氏はその隣だった。国民民主は衆院選で28議席を獲得。中道の49議席より少ないが、参院に残る立憲民主、公明両党の中道への合流時期が不透明であることに加え、18日召集の特別国会では立民と公明は合流せず、中道とは別の2党としての活動になるため、衆参の所属議員の合計としては、国民民主が野党で最多となっている。

衆院選の受け止めを問われた榛葉氏は「104人を擁立し、自民党の強い追い風の中、よく踏ん張って現有プラス1の(28議席という)結果をだしてくれた。実質、我々が野党第1党になりましたので、責任ある政党として、しっかり結果をだす国会にしていきたい」と述べた。与党との向き合い方については「我々は『もっと手取りを増やす』と訴えており、高市政権と、(責任ある)積極財政について、協力できるところは協力していきたい」と述べた。

一方、小川氏は「選挙直前の新党で有権者の受け止めは非常に複雑ではなかったかと思う。政権の支持率が高いことと、自らのアイデンティティーが揺らいだこと。二重苦の中の選挙で、この結果。厳しく受け止めないといけない」と、この日も反省の弁を口にした。その上で、「この国会では、衆議院では(野党)第1会派ということなので」と述べた上で、「政権監視、権力監視の仕事はしていきたいが、党としてのアイデンティティーを立て直す、非常に重要な国会になる」と述べ、「衆議院での野党第1党」としての責任を強調した。

衆院では衆院選前に合流した立民と公明が、参院では当面別の会派で活動することに関して問われると「今回の新党を設計した時に取り組んでいたのは、当時の限られた幹部。当時考えていたことと、厳しい選挙結果を受けてどう展開していくかは、あまり固定概念を持って考えるわけにはいかないことを率直に認め、少し時間の幅を持って、柔軟に今後の展開を考えたい。基本、そういう(合流)ことなんでしょうが、時間軸やタイミングも含め、幅を持たせて考えたい」と、参院側の合流時期について明言しなかった。

近く発表される新たな党役員人事については「まず党内融和で一致結束した上で、外に訴えていく。いろんなことのバランスに配慮したい」とだけ述べた。