高市早苗首相は27日の衆院予算委員会で、米国のトランプ関税措置をめぐり、米側と交渉に当たっている赤沢亮正経産相について、「私に恥をかかかせるなというふうに、申し渡している」と述べた。
閣僚席に座る赤沢氏の方を見やって、「言ったよね」と確認する場面もあった。
高市首相は「私が、トランプ大統領と堂々と渡り合えるように働いてくれるのが、赤沢大臣の仕事と考えております」と、目力を込めて断言。その上で、「彼は今、一生懸命、(カウンターパートの)ラトニック(商務長官)さんと交渉しています。(関税交渉をめぐって)日本も約束を守るので、向こうにも約束を守ってもらわないといけない。そういう態度で、しっかり私も(トランプ大統領と)対峙(たいじ)していきたい」と、3月に訪米して首脳会談を予定するトランプ大統領との向き合い方について語った。
中道改革連合の後藤祐一議員の質問に答えた。
高市首相の発言に、赤沢氏は自席で笑いながら反応。答弁では「現時点で米側の対応を予断することはいたしませんが、少なくともこちらが主張していることは、すでに(両国間で)合意している。その合意に基づいていろんなものを動かしている」と主張。「今後も着実にやっていこうと日本側は思っており、米側にもしっかり求めて、日本が(関税交渉で)不利になることがないように、全力を挙げたい」と強調した。

